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2016/03/01 22:25

思考は現実化する

今日、訪問した会社の人事部長さん。

「実は、ウチの息子が去年、大学を卒業して、○○工業さんに
入社したんですよ。息子が言うには、面接で入社理由を聞かれ、
『さくらノートに掲載されていた記事を読んで、こんな仕事がしたい
と思ったって答えた』って。
その時から、『さくらノート』って一体なんだろう?って、私の頭の
隅にずっとあったんです」。

息子さんが入社されたという会社は、さくらノートの創刊時から
毎年社員さんを掲載していただいており、既に10人くらいの方が
登場している。

まだ「さくらノート」が構想段階だった頃、「10年も経てば、恐らく
そんなことも起こるだろうな・・・」って考えたことがあった。
そして、営業に行って説明する時も、そんな想像を語った。

「さくらノート」は求人媒体ではない。しかし、最近耳にするように
なったのは、面接の際、「さくらノートを読んで、この会社で働き
たいと思った」っていう学生がいたということ。

まさに、想定していたことが起こり始めた。もう少しすればきっと、
「昔、私の父もさくらノートに出たことがあるんです」という、親子
2代にわたって、さくらノート登場という方も出現するに違いない。

そんなことを想像しているとワクワクしてくる。
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2016/02/21 07:34

喜多川 泰さんの講演会

「また、必ず会おう」と誰もが言った。
数年前、ある人から、「あなたがやりたいことって、この本に書いてあることだろ?」と
紹介してもらった本のタイトル。
読んでみて、涙が止まらなかった本だ。映画化もされている。

matakana.jpg

先日、この本の著者である喜多川泰さんの講演会が金沢で開催され、参加してきた。

講演を聞き終え、自分が目指していることに、さらに確信を得ることができた。
特に感得した話は3つ。

一つは、“無理に夢を持つ必要はない”。
「夢を持たなければダメだ」と言うと、子供たちは無理やりそれを探してくる
んです。なんとなくカッコのいい夢を・・・。
夢がある人は、それに向かっていけばいい。なければ、今、目の前にある
ことに一生懸命になればいい。

私もよく中学高校で話をさせていただく機会があるが、全く同じことを言ってきた。
実際、今まで1000人近い人たちへのインタビューを通して感じたことだからだ。

二つ目は、“仕事とは。働く喜びとは”。
こどもは、「ただやりたいことができれば幸せ」と考える。

「自分の時間を使って、他人を喜ばせることが仕事。その約束を果たすためなら、
たとえ辛くてやりたくないことでも、大人はできるのです」。

子供たちに自分の将来像を描かせることは必要だが、倫理をベースとした勤労観
を抜きにしては意味がないことだ。

三つ目は、“人とのつながり方”。
「現代の子供たちは“ライン”でつながっているように、ヨコの関係が主体。
社会にはタテのつながりもある」。

身近にいる同級生と先輩後輩が、ほぼ自分の世界である中高生にとって、
ヨコのつながりはとても重要で最大の関心事。そしてそこに束縛されている。

自分が生まれた背景には両親が必ずいて、さらに祖父母や多くの先祖たち
がいる。星の数にのぼる先祖の頂点に立って生まれて来たのが自分だと
いうことを理解すれば、目に見えないタテのつながりが見えてくる。
日本の先人達が守ってきたこの国の誇りを、歴史を通して伝えることができる。

講演会の会場は満席だった。人それぞれ、経験や価値観によって、いろんな
受けとめ方をしたと思うが、多くの人たちが「自分のためにこの話をしてくれた」
と感じたに違いない。司会をされていた主催者の女性が冒頭、感極まって言葉
をつまらせたが、その気持ちもよくわかった。

2016/01/05 15:48

働くうれしさ

日いづる国のみひかりを、
うけて生れた一億の
みなぎる力うでのわざ。
もち場もち場で
たのしいつとめ。
ともに働くうれしさよ。

豊葦原のうましくに、
みのりゆたかなおほみづほ
拜みて刈れば、とりいれの
鎌にきらりと朝日がひかる。
ともに働くうれしさよ。

きかずや見ずや、日の本の
いのち打込む鎚のおと、
機械のひびき散る火花。
ひかりかがやく
たくみのわざを、
ともに働くうれしさよ。

野山に街にまた海に、
よしや職場は分かれても
思は一つ國のため。
強くあかるく仕事に生きて、
ともに働くうれしさよ。


CIMG1483.jpg

CIMG1488.jpg

昭和17年12月21日発行
「国民學校職業指導教科書 高等科第一學年用より

2015/12/29 12:41

創刊10年目を迎えるときにおもう

さくらノート第1号を創刊したのは、今から8年半前の
2007年4月。すべてがゼロからのスタートでした。


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当時は、各学校への梱包作業も家族総出で

創業当初、実績も信用もない個人事業主の仕事を
引き受けてくれる印刷会社はなく、こちらから足を運ん
で頼みに行ってもほとんど門前払い。
ようやく見つかった印刷会社からトラックで届いた100箱
のダンボール箱の山を見上げた時、嬉しさよりも、
「さぁ、これからどうしよう・・・」
という不安に心が押しつぶされそうになった感覚を思い
出します。

「学校は、生徒に配ってくれるだろうか?もし、『要らない』
と言われたら・・・」
そんな恐怖心を抱えながら、一番初めに訪れた中学校。

インクの匂いがする真新しい「さくらノート」を手にとり、
中身を見入る校長先生。沈黙が流れ、ゆっくりページ
をめくるかすかな音が耳に入るたびに、緊張が私の身体
をこわばらせていきました。

最後のページを閉じ、先生の口から出た第一声。

「で、何冊もらえるの?」

「30冊でも50冊でも、100冊でもかまいません」

そう答えた私に、校長先生から返ってきた言葉は、大きく
膨らんでいた不安を一瞬にして感動に変えてくれました。

「じゃあ、生徒全員分もらおうか」
「ちょっと待って。これだったら、先生たちにも読ませたい。
プラス先生の分ももらっていいですか?」

急いで車に戻り、積んできた1箱200冊入りのダンボール
を2箱台車に載せて廊下を急ぐ。中学校の職員室はたいてい
2階にあって、その隣が校長室。階段は箱を抱えて持って
上がらないといけなかったが、合わせて30kg近い重たさも
喜びに感じるほど、胸が弾みました。


CIMG3924.jpg

IMG_5589.jpg
リーマンショック直前の創業2年目。第1期のスタッフたち。
(金沢市彦三の事務所)

全ての学校が同じというわけではなかったが、全体の6~7
割は活用を申し出てくれました。

最初は導入に消極的だった学校からも、発行を続けていく
うち、異動してきた先生から電話がかかってくるようになり、

「前にいた学校では生徒に配って活用していたので、こちら
でも生徒の人数分送ってもらえますか?」

と、気がつけば、高校の進学校を除いてほぼ100%導入して
いただけるようになっていました。


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地元テレビ局の取材
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今は、文部科学大臣となられた馳浩代議士が突然立ち寄って
くださいました。

現在は石川県版の他、富山、神奈川、北海道と発行エリアも
拡がり、発展してきたように思われますが、今までの道のりを
ふり返れば、その当時のやり方が正しかったかどうか、反省
すべきことは山のようにあります。

この事業に社員やスタッフとして参加していただき、去って
行かれた方々も少なくはなく、経営者、企業家としての自分の
資質を問いかけると、実に恥ずかしくなります。
さらに家族に対しても、自分はどうだったのか?きっと、責めら
れることの方が多いと思います。

来年でようやく10年。まだ10年。
最近、取材に行くと、「中学、高校時代にさくらノート読んでました。
自分がこれに出るなんて・・・」と嬉しそうに話してくれる若い方に
出会うことも多くなりました。

創刊当時、中学1年生で初めてさくらノートを手に取った人が
今は大学3年生。中学、高校の6年間、さくらノートを読んでくれ
ていた若い人たちが知らず知らずに増えて、大学等に進学したり、
社会人になっています。

そのうち、「私のお父さんが若い頃、さくらノートに出たんです」と
言う方に出会うこともあるかもしれません。

次の10年、さらなる10年と、さくらノートが世の中にとって価値
あるものであり続けるために歩み続けたいと思います。

2015/10/25 12:11

王貞治選手の「酢の物」の話

たしか小学校の時に、先生から聞いた話です。

 「ホームラン王、王貞治選手のお母さんは富山県、氷見市
の出身。王選手は子供の頃、酢の物が大キライでした。
お母さんは好き嫌いをなくそうと、酢の物を毎日食卓にのせ、
食べなければお肉など、ほかの料理を食べさせなかったそう
です。そして、いつしか王選手は酢の物が大好きになりました。
好き嫌いせず、何でも食べると王選手みたいになれます。」

 本当の話なのかはわかりませんが、私もスッパイ酢の物が
苦手だったのですが、その話を聞いて食べるようになり、好き
になりました。

 話は変わりますが、「なぜ、大学に行くのか?」というアンケート
に、多くの学生が「やりたいことを探すため」と回答します。

 今まで、たくさんの人々にインタビューしてきて思うのは、本当に
やりたいことというのは、「時間をかけてそれに取り組まないと
決してわからない」ということ。
「大学に行ったら、やりたいことが見つかる」というのは大間違い
なんですが、回答としたら、もっともな理由に聞こえるんですね。

 最近、大学生が就職活動前に、いわゆる「インターンシップ」を
するのが流行っていますが、そのほとんどが、たった1日かそこら
の職場体験です。本来、アメリカなどで行なわれているインターン
シップは、長期間にわたって社員と同等に仕事を行ない、自己の
スキルアップを図るのが目的。日本のそれは、学生に早期接触を
はかるための大義名分に利用されている似ても似つかぬもの
なのです。

 学校側も早期離職を防止するという理由から推進していますが、
日本の大学生が、長期間にわたってインターンシップをするという
ことは現実的に無理です。

 他にも中高生が半日ほど仕事を体験してみる「ジョブシャドウ
イング」という、アメリカなどで行なわれているものを真似た取り組み
が行なわれていますが、いつの時代も日本人は横文字に弱い、
マネしんぼだなって感じます。

 仕事には辛くて憂鬱な部分がたくさんあります。半日そこら見学
にやって来る“お客様”に対し、そんな所は見せませんし、見ても
わかりません。

 新しくてデザイン性あふれるステキなオフィスもあれば、油くさくて
陽の当らない、騒音だらけの町工場もあります。コーヒーカップを
片手にマイペースで働いているように見える職場もあれば、作業服を
真っ黒にし、みけんにシワを寄せ、ピリピリした雰囲気の製造現場も
あります。

 五感で感じる職場の雰囲気は重要ですが、それをたよりに判断
してしまうから、「ミスマッチ」になるわけです。

 現在、中学・高校で行なわれている職場体験学習も、事前に生徒の
リクエストをとり、行き先を振り分けています。ですから不人気な業種
の会社が受入れに協力しても、結局、希望者がゼロといった現象も
珍しくありません。
 
 大嫌いだった「酢の物」も、食べ続けると好きになる。大切なことは、
「好きなこと」「やりたいこと」を探すのではなく、「嫌いなこと」「やり
たくないこと」に挑戦する覚悟と、好きに変わるまでやり続けるチカラを
養うことだと思います。

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プロフィール

Author:中山貴之 [さくらノート編集人]
「毎日、朝から晩まで‘カッコ悪い’大人のニュースばかりでイヤになるね。『子供の教育を語る前に、おまえらがちゃんとしろ!』って言いたくなるよね。
【さくらノート】には‘カッコいい’大人がたくさん載っている。これを読んだ中高生は、思わずズリ下げたズボンを引き上げ、ベルトをキュッとしめたくなるかもよ。」

昭和40年、富山県高岡市生まれ。
“ミラクル” 新湊高校出身。
趣味はダイエットと早起き。
特技はリバウンドと居眠り。
家族は妻1人+娘2人。金沢市在住。

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